松葉先生に糖尿病と宣告されて、早いもので十数年が経ちました。以来、口に入れるものと量は全て気配りするようになりました。そこで糖尿病と共生するには何が大切なのか。かつて知ったことのない第二の人生が始まったといって良いでしょう。もちろん主治医の指導を仰ぐことは欠かせませんが、患者の私自身が生涯この病とどう付き合うかがもっとも大切と思いました。そこでまず以下の事柄に気配り致しました。
その第一に食事の内容と量
第二に適切な運動
第三に血糖値の数字を常に知ること
私の場合、一日のカロリー摂取が1800と指導を受けています。一食600キロカロリーは大変きついものです。ご飯が軽く一杯150〜200グラム、その他甘辛の副食全体で残りを調整しています。唯、おことわりしなければいけないのは、ご飯のみ重さに変えて見ただけです。
次に運動ですが、私はもともと運動は好きな方だと思っています。運動というより体を動かすことが好きですから、あまり苦にしないでいろいろな事にはまっています。山、スキー、スポーツセンターで泳ぎマシンで筋力トレなどで、更にウォーキングも日課に入れています。要は、カロリー制限に運動を加えることで血糖値を整えることになると思います。特に、万歩計を利用することは非常に良い手段かと思います。ご承知の通り、万歩計は単なる歩数を知るだけではなく、エネルギーの消費まで把握できますのでお勧めに値するのではないかと思います。
糖尿病は、1型と2型があり日本人のほとんどは2型だそうです。一度糖尿病に罹るとそれは生涯死ぬまで付き合わなければならない運命になる。それだけではなく、放っておけば合併症をおこし重大なこととなるようです。従って、如何にして自分の血糖値を知り生活していくかが大切かと思います。しかし、それは並大抵なことではありません。私の場合、食事にはことさら大変です。特に夕食は腹いっぱい食べたいし、おまけに、アルコールも欲しい。飲めばツマミも欲しくなる。血糖値は上がる。本来、食は本能的なもの。また、楽しみの一つでもあり制限するのは容易なことではありません。主食は少なめに、副食は野菜を中心に品数を多くしています。
最初に申し上げましたが、自分の血糖値を管理することは極めて大切かと思います。それも、単に大雑把な把握ではあまり感心ではありません。要は、食事と運動が血糖値の上がり下がりにどう影響しているかを知り、それをどうコントロールするかがこの病と共生するために欠かせないことと思います。
朝昼晩の食間に測定し、それを記録する。それに基づき、食事、運動、薬物の三位を調整することも、私の場合日課としています。しかし、最近食事の内容、運動内容などやるべきことが解ってきました。そのことを実行すれば血糖値の推移が、測定しなくとも大体の値は解るようになり、記録も従来のようなこまめに測ることはしないでいます。
食間で130〜140が大体のベースになっています。松葉先生からは上昇を抑える薬も支給されていますが、正直言って処方どおりは服用していません。つまり、薬の世話にならないようにして値を管理する方向でやっています。それに欠かさず実行していますが、3ヶ月に一度目医者に罹り眼底検査をし、合併症の有無を確かめています。
まとまりのない実態を申し上げましたが、要は、なったものは自分の運命と腹を決め、前向きに捉え日々を楽しく過ごすことが、ある意味では一番の薬かと思いますが。更にこの病を治す名医はほかの誰でもなく、それは自分である。ということも付け加えたいと思います。
つい先日の新聞ですが、従来型のインスリン効果時間よりも速い、つまり、速効型の開発薬が日本でも年内頃には市販され、糖尿病患者には極めて朗報と報じていました。全国で予備軍を含め千数百万人が同病である糖尿病患者にもっともっと明るいニュースが入ることを願いたいものです。
その為には、国はもとより全ての研究機関が挙げて取り組み、不治の病とされた難病を克服した例がいくつもあることは、私達は知っています。糖尿病もその例に洩れず、新しい対策が一時も早く可能になって欲しいです。
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