私が社内の健康診断で尿糖に異常が出始めたのが、今から15年前で、それ以来、?型糖尿病患者として長い闘いが始まりました。
この十五年間を五年単位で振り返ると、最初の五年は、まだまだ何とかなるだろうと思っていた境界時期、次の五年間は、これはやばいなと感じ始めた初期の糖尿病、最後の五年間は長く生涯の付合いと決心した糖尿病でした。これらの区分に合わせて、私の糖尿病に対する、自己管理の取り組み方も変わってきました。
最初は、この病気に対して余りにも考え方が甘く、尿糖値がプラス1でも、血糖値が少し高くても、そんなには問題はないだろうと管理すら他人事のように、自分の頭の片隅にある程度でした。それが、毎年の健康診断結果が具体的数値でトレンド表示されて行くに従って、自分自身で管理できる最低限の体重値・尿糖値・血糖値・ヘモグロビンA1Cはデータ化しなければならないと考えました。
特に血糖値は、毎月の通院時の測定データは勿論の事ですが、自分自身で採血し、測定可能なので自己管理しようと決心しました。
自己測定から管理までを個人で実施する訳ですから、測定器具の費用・測定チップ代金等の問題等も当然発生しました。測定器具に関しては、先生の御好意で無償にて貸して頂き、チップ代だけの出費で経済的にも非常に助かりました。
この自己血糖測定を実施する上での利点は
1、時間と場所にあまり制限されない。
2、食事内容により血糖上昇値が判る。
3、自分の体調との関係が大体判る。
しかし、欠点として、採血時の多少の痛みと器具の廃棄が必要な事だけです。
自己血糖測定を開始して5年が経過しますが、開始当初は週一回の空腹時測定以外は、測定回数・時間はあまり気にしないでランダムに測定していました。3年前、新薬の治験に参加する機会があり、半年間を指示された、 方法で実施しました。それ以来私は、測定時間・食事内容・体調で血糖値をある程度予測する事が可能となり、不要な測定を省略しました。
次に、採取したデータは膨大な量となるので、測定時はすぐSMBGノートに“メモ”、当日の内にパソコンに“入力”して管理する事を最低限の処理項目と決めました。
更に、データの活用方法は、空腹時及び食後2時間の血糖値、A1Cのグラフ化で月間と年間の変化を、また、運動との関係、食事時間
と測定時間等を詳細に月間単位で記録して、血糖値の変化状況を知る事ができました。
しかし、これらは全て自己採血・測定が基本です。私も生涯、自己血糖測定が続くと考えますが、要望として、将来の技術革新で無採血で測定が可能になる事を期待します。
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